天皇皇后両陛下のご長女・愛子さまの書かれた作文に対し「ゴーストライター」疑惑が出ていますね。
皇族の中でも特に高い知性と気品を放ち、国民から高く支持されている愛子さま。
ゴーストライターがいるとは考えにくいですが、どこまでが事実なのでしょうか。
掘り下げて調査してみたいと思います。
愛子さまの作文が素晴らしい
まず、愛子さまの書かれた作文を見てみましょう。
「素晴らしい」と注目された愛子さまの作文は、学習院大学中等科の卒業記念文集に書かれたものでした。
修学旅行で広島を訪れた愛子さま。
現地で原爆ドームを目の当たりにし、原爆の歴史をもとに感じられたことや、平和への思いが綴られています。
当時まだ中学生だった愛子さまですが、年齢以上に精神の発達を感じさせる、素晴らしい感性をお持ちであることが分かりました。
それでは、愛子さまの作文を掲載しますね。
長くなるので、特に心を打たれる部分を抜粋したいと思います。
タイトルは「世界の平和を願って」。
原爆ドームを目の前にした私は、突然足が動かなくなった。まるで、七十一年前の八月六日、その日その場に自分がいるように思えた。
平常心で見ることはできなかった。
人々はどのような気持ちで毎日を過ごしていたのだろうか。私には想像もつかなかった。
空が青いのは当たり前ではない。毎日不自由なく生活ができること、争いごとなく安心して暮らせることも、当たり前だと思ってはいけない。
いかがでしょうか?
中学生が書いたとは思えない、読み手の心を揺さぶる素晴らしい表現力ですよね。
作文の構成や言葉遣い、日本語の使い方など、1冊の作品を読んでいるかのような完成度です。
この作文に対し、ゴーストライター疑惑がかけられているのです。
ゴーストライター疑惑
上記でご紹介した愛子さまの作文を見て、一部の国民から
本人が書いてないだろう!
ゴーストライターがいるに違いない!
と、疑惑の声が寄せられてしまいました。
こういった疑いをかけられるほどに、愛子さまの作文が素晴らしい出来であったことが分かります。
愛子さまの作文がそれほどまでに完璧でなかった場合、国民は素直に「愛子さまが書いたのだろう」と考える可能性が高いですよね。
筆者も、愛子さまの作文を見て「中学生が書いたとは思えない完成度だ」と感じました。
まさに、中学生が書かれたとは信じがたいほどの文才を、愛子さまがお持ちであることが証明されたわけです。
「添削」された可能性はある
愛子さまの作文にゴーストライター疑惑がかけられていますが、見方を変えると「添削」された可能性はあります。
学生の書く作文であっても、小学生の宿題であっても、先生に提出したりコンクールに出品したりする場合には「添削」が行われますね。
自分で書いてしまっておくだけなら添削の必要はありません。
しかし、先生に提出して点数をつけてもらったり、世間に公表してフィードバックをもらったりするならば、事前にチェックされることは当然です。
愛子さまの作文も、原文やアイデアは愛子さまがご自身で考えられたにせよ、誤字脱字や表記ゆれ等の「添削」はされた可能性が高いでしょう。
国民に公開する作文なら、事前チェックぐらいはあるだろうね
ゴーストライター疑惑をかけている国民の中には、この「添削」さえもゴーストライターの一部だと訴える声があるようです。
絶賛の声も
愛子さまの書かれた作文には、絶賛の声もよせられています。
それもそのはず。
ゴーストライターだと騒ぎ立てているのは、もともと愛子さまを良く思っていない人たちがほとんどです。
大半の国民が、愛子さまの作文を見て
素晴らしい!
すごい文才だ!
という、ポジティブな感想を抱いていますよ。
広島から離れた生まれ育った人は、原爆ドームを実際に見たことがない人もいるでしょう。
そのため、ニュースで報じられたり歴史の授業で習ったりしても、あまりピンと来ないかもしれません。
しかし、愛子さまは原爆のあったその日、その場所に存在していたかのような視点で、悲しみや虚しさを表現されています。
老若男女問わず、愛子さまとともに原爆という悲痛な体験を悲しみ、涙を流した国民も多くいたことでしょう。
ゴーストライターが書いたものではない理由
愛子さまの作文がゴーストライターの作品ではない理由は、複数あります。
無論、宮内庁はゴーストライター疑惑についてコメントしていません。
事実無根でしょうから、当然のことですね。
それでは、愛子さまの作文がゴーストライターが書いたものではないとされる理由を見ていきましょう。
愛子さまの聡明さは周知の事実だから
まず第一にいえるのは、愛子さまにゴーストライターは必要ないということではないでしょうか。
愛子さまは、ご公務での様子やスピーチを拝見していても、どれだけ聡明な学生だったのか一目でわかるほどでした。
言いよどむことなくスムーズに言葉を発され、聞き取りやすく穏やかなテンポも愛子さまらしいですよね。
また、それだけでなくユーモアも兼ね備えた知性をお持ちです。
たとえば、2022年に成年皇族となり初めての記者会見が行われました。
質疑応答の内容はあらかじめ決まっていたと思われますが、それに先立ち前日に起きた地震について触れられるなど、柔軟に対応しておられました。
この記者会見に関してはリハーサルがなく、いわゆるぶっつけ本番の質問もあったそうです。
それでもスムーズに受け答えされている愛子さまからは、気品だけでなくウィットな魅力がにじみ出ていますね。
さらにご自身の長所について
どこでも寝られることです
とお答えになるなど、ユーモアも忘れない愛子さま。
この才知に長けた愛子さまに、ゴーストライターが必要でしょうか?
以下では、さらにゴーストライター疑惑を一蹴するにふさわしい理由を挙げていきます。
愛子さまは生粋の文系だから
愛子さまは、学習院大学で古典文学を専攻されていた、いわゆる生粋の「文系女子」です。
特に、父親である天皇陛下と同じ文学部に進まれているため、天皇陛下から文系科目を教わったり、日本史の話を日常的に聞いたりしていました。
また、愛子さまが学習院大学高等科に在籍していた頃の成績は、なんとオール5。
中でも文系科目が得意だったそうですから、中等科の卒業文集であれだけの文才を発揮されたのも、納得というわけです。
愛子さまは勉強熱心な努力家だから
愛子さまは、幼少期から成績優秀であることでも知られてきました。
天皇陛下と皇后雅子さまの皇女ですから、それはそれは素晴らしい遺伝であることでしょう。
しかし、愛子さま自身は特に努力家であるといわれています。
そんな努力を惜しまない愛子さまが、作文をゴーストライターに書かせるでしょうか?
100歩譲って、ゴーストライターの話を持ち掛けられたとしても
自分が感じたことを自分の言葉で表現したい
そう思われるのではないでしょうか。
抜きんでた表現力を身に付けられたのも、ご本人の努力あってのことでしょう。
実は愛子さま、漢字テストで間違えた回答を「100回ノートに書く」という勉強法を徹底していたそう!
さらには、苦手だとされる理系科目でも成績は「5」だったそうですから、相当の努力家であることが分かります。
「世界平和」を願う教育をされてきたから
愛子さまが作文の中で表現した、世界平和。
天皇皇后両陛下は日頃から強く世界平和を願われています。
一人娘である愛子さまが、そんなご両親に感化され世界平和を祈る心優しき女性に育つことは、自然の成り行きだったことでしょう。
だからこそ、卒業文集のテーマを「修学旅行で原爆ドームを訪れたこと」とされ、ご自身の思いを綴られたのではないでしょうか。
世界平和を祈る天皇一家で、優しく穏やかに育てられた愛子さま。
そんな愛子さまが、世界平和をテーマにした作文をゴーストライターに書かせるのは考えにくいですよね。
ご両親同様に、愛子さまご自身も心で感じた平和への思いや過去の悲しみ、やりきれない気持ちを、ご自身でペンを握って書かれたに違いないでしょう。
愛子さまはお1人で黙とうを捧げているから
愛子さまは、文集のテーマにもなさった「広島の原爆ドーム」をはじめ、あらゆる自然災害の起こった日にお1人で黙とうを捧げています。
広島の人々、そして被ばくで亡くなられた人々に思いを馳せる愛子さまが、わざわざゴーストライターにその思いを代筆させるとは考えにくいでしょう。
天皇皇后両陛下が追悼式で黙とうを捧げる姿は、テレビや新聞などで報じられますね。
その頃御所では、愛子さまがお1人で黙とうをされているのです。
また、広島への原爆投下をテーマにした長編アニメーション映画『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』を鑑賞された愛子さま。
自ら映画を選ぶほどに、原爆投下に関して心を痛めていらっしゃいます。
幼い頃から写真で見てきたという原爆ドームを、いつかご自身の目で見ることを望まれていたかもしれません。
修学旅行でそれを経験し、卒業文集で書こうと思われたのは、自然なことだったのでしょう。
まとめ
愛子さまの作文に関して、ゴーストライター疑惑がかけられているという情報を調査しました。
何度読んでも素晴らしい、愛子さまの作文。
中等科の卒業文集に書かれたとは思えない、抜群の表現力と知力にすぐれた作品でしたね。
ゴーストライター疑惑は、ごく一部の国民の間で噂されたものであり、大半の国民は絶賛の感想を寄せています。
現在は大学を卒業され、社会人となった愛子さま。
ご両親から受け継ぎ、またご自身の努力で手に入れた文才を活かし、今後もご活躍されることでしょう。
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