上皇美智子さまは、皇室においていまだ高貴で大きな存在感を持たれる人物です。
溢れ出る気品はもちろんのこと、いつまでもお美しいファッションにも注目が集まりますよね。
この記事では、美智子さまさのファッションの中でも「帽子」について調べてみました。
美智子さまこだわりの帽子ファッションについて、また帽子が理由で「皿婆」と呼ばれていることについても調査します。
美智子さまが皿婆と呼ばれている?
美智子さまは、特徴的な帽子ファッションが理由で「皿婆」と呼ばれることがあります。
実際にSNSでは、美智子さまを皿婆と呼ぶ声が多く聞かれるようです。
特に美智子さまを良く思っていない国民から「皿婆」というあだ名で呼ばれているようですね。
お察しの通り、良い意味ではないでしょう。
美智子さまはご成婚当初から、目を見張るほどの美しさで国民を魅了してきました。
しかし、それと同時に心ない声や誹謗中傷に悩まされたこと、失声症を患ったこともありました。
失声症を患っていた頃の美智子さまは見るからに元気がなく、心配になってしまいますね。
雅子さまへの不遇な対応や森林伐採の促進など、あることないことでバッシングを受けてきた美智子さま。
それが昨今では「皿婆」というあだ名になってエスカレートしているようです。
それでは、美智子さまがなぜ皿婆と呼ばれるようになったのか、由来や理由などを見てみましょう。
美智子さまが皿婆と呼ばれる理由は?
美智子さまが皿婆と呼ばれるようになった大きな理由は、美智子さまがお召しになっている帽子の形にあります。
頭の大きさに対して小さめの帽子を着用されており、この帽子が「小皿」のように見えることから「皿婆」と呼ばれるようになったようです。
また、皿婆というあだ名がついていることは美智子さまご本人の耳にもすでに入られているそう。
「婆」という表現は、高齢であることを蔑むような意味が込められていますし、
帽子を「皿」に見立てることもまた、賞賛には値しません。
決して良い意味のあだ名ではありませんから、ご本人が知ってしまうのはなんだか胸が痛みますよね。
美智子さまはこれまでも、ご自身が国民からどのように見られているかことのほか気にされてきました。
上皇陛下とご結婚された際には「ミッチーブーム」を巻き起こすほどの人気を博した、美智子さま。
当時は戦争が終わり、男女平等の意識が国民に定着し始めていた頃。
民間出身のプリンセスとなった美智子さまは、高度経済成長へと向かう日本にとってスターのような存在でした。
しかし、あまりに完璧すぎる存在であることから、ことあるごとに非難されたりバッシングや誹謗中傷の標的になってきましたね。
今回の「皿婆」というあだ名について知ることとなった美智子さまは、ひどく心を痛められていることでしょう。
衣装に税金を使いすぎという意味も
美智子さまの帽子姿が「皿婆」と呼ばれているのは、ただ単にその風貌を揶揄するだけではないようです。
あえて、小さくまとまった帽子に焦点を当ててあだ名にしたのは
という国民の思いが込められているのではないかとされているのです。
あんな皿みたいな帽子にいくらかけてるのかしら?
という嫉妬の意味も込められ、帽子がターゲットにされてしまったのかもしれませんね。
しかし、実は帽子というのは皇族女性と切っても切れない縁のあるアイテムでもあるんです。
美智子さまが帽子のデザインや被り方にこだわるのは自然なことであり、皇族女性としての気品でもあるのですね。
このあと、美智子さまが帽子にどんな思いを込められているかもご紹介していきます。
オシャレばかりで仕事をしていないという指摘の意味も
美智子さまの帽子姿が「皿婆」と呼ばれているのは、美智子さまのおしゃれなファッションを逆手に取った非難という意味もあります。
美智子さまは、ファッションにお金をかけておしゃればかりして「仕事をしていない」「育児をしていない」と言われてきたからです。
「皿婆」と呼ばれる帽子姿の美智子さまに対しては
という声が寄せられています。
美智子さまは、ご結婚当初から華やかないで立ちにセンス抜群のファッションで、注目を浴びてきました。
ご高齢になられた今でもファッションが話題になるように、当初も美智子さまのお召し物がバッシングの対象になったことがあります。
たとえば、こちらのお写真です。
お綺麗な美智子さまが育児に励まれる素敵な1枚ですが、この写真には
こんなワンピースにハイヒールを履いて、本当に育児してるの?
肩のところにブローチがついているけど、子どもを抱っこするとき危ないじゃない!
という声が多く寄せられたそうです。
このように、美智子さまのファッションに対し非難の声が生まれるのは昔から変わらないようですね。
また、美智子さまをはじめて皇族たちがハイブランドを着用しているだけで
という声が溢れる現代ですから、その流れで美智子さまの小さなお帽子に目を付けた人がいたのかもしれません。
最近では、雅子さまがフェラガモのバッグを愛用されていることが「ハイブランド好き」と非難されたことがありました。
日本の皇族である女性たちが、それを象徴する美しいアイテムをお召しになるのは自然なこと。
いずれにしても、小学生がふざけて言うようなレベルの悪口でしかないことが分かりますね。
美智子さまの帽子に込められた思いとは?
美智子さまの輝かしいファッション遍歴の中でも、注目に値する「帽子」。
美智子さまはこれまで、さまざまな種類の帽子をファッションに取り入れられてきました。
ここからは、美智子さまが帽子に込められた思いやそのファッション遍歴を振り返ってみましょう。
美智子さまにとって帽子は、単なるファッションアイテムではありません。
今でこそさまざまな形の帽子があり、私たちは男女問わず帽子ファッションを楽しむようになりました。
しかし、美智子さまをはじめ皇族女性にとっての「帽子」は、ファッション以上に大切で密接な関係があるんです。
時代とともに変わる美智子さまの帽子
美智子さまの帽子は、時代とともに少しずつ変化してきました。
美智子さまが子育てに奮闘していた頃のお写真を見てみると、今とは違った形の帽子が確認できます。
「ボネ」と呼ばれるつばのない帽子で、小顔である美智子さまの頭部をすっぽり覆う可愛らしいデザインです。
洗練されたファッションに合う、すっきりとまとまった印象を演出しています。
上記の写真からも分かるように、当時からすでに日本では「洋装」が主流となっていました。
中でも女性は、外出時に帽子を被ることが礼儀であるとされていたそうです。
そのため、現在も皇族の女性は公務で帽子を着用されることが多いですよね。
美智子さまと帽子の関係性は、美智子さまが民間から皇室に入られたときから続いていたのですね。
歴代の帽子には、個性的で美しいデザインのものもありました。
そして、美智子さまらしいお花モチーフの帽子も素敵でしたね。
どれも、今現在美智子さまが愛用している帽子よりも一回り以上大きいサイズであることが分かります。
美智子さまの帽子が小さくなった理由については、次の項目で詳しく解説します。
顔が見えるよう帽子のサイズは小さく
美智子さまの帽子は現在、帽子というよりアクセサリー感覚で着用されているようなミニサイズになりました。
帽子とは本来頭を覆うものですが、なぜ美智子さまの帽子はどんどんサイズダウンしていったのでしょうか。
それは、美智子さまが
国民の皆様によく顔が見えるように
という思いを抱かれたことが理由だったそうです。
皇族のご公務では、国民たちと顔を合わせることも多くあります。
国民たちは、皇族にお目にかかれるまたとない機会に、帽子の下の顔を覗き込む人もいるそう。
そんな国民の視線を阻んではいけないとの思いから、帽子を小さくし、額や頭の上に収める形に落ち着いたそうですよ。
帽子が小さくなったのは、美智子さまのお気遣いの心によるものだったんだ…!
国民が心ないあだ名をつけた、美智子さまの帽子。
お皿に見えるサイズになったのは、美智子さまから国民に対する思いの強さゆえだったのですね。
帽子の形や角度をご自身で調整
美智子さまの帽子は、1966年から決まった職人が担当してきました。
初代の担当者が亡くなり、現在は家業を継いだ女性職人・平田欧子さんが美智子さまの帽子を作っています。
平田欧子さんによると、美智子さまは帽子の形をご自身で決められるそう。
丹精を込めて帽子を作り、最終的に美智子さまご自身が着用して、飾りの位置や角度を調整されます。
まさに世界に1つだけ、美智子さまのこだわりが込められた帽子が完成するのですね。
平田欧子さんがデザインし公開された美智子さまの帽子だけでも、85個という個数に上ります。
当然、未公開の帽子もあるでしょうから、愛用している帽子は100個を超えるのではないかといわれていますよ。
帽子と合わせるアクセサリーにもこだわりが
美智子さまが現在お召しになる帽子はサイズが小さく、アクセサリー感覚で着用されています。
この帽子スタイルに合わせられるのが、ストールやマントのように肩を覆う形の「ケープ型スーツ」と呼ばれるお召し物だそう。
洋装ですが、海外の王室でもあまりみられないファッションだそうで、美智子さまのセンスが感じられます。
また、帽子に合わせるヘアスタイルも、自然なままのグレーヘアを活かしたウィッグ。
「老いを隠さない」のが、美智子さま流のファッションなのかもしれません。
抜群のセンスをお持ちの美智子さまが魅せるファッションセンスは、世の女性の憧れであることでしょう。
まとめ
美智子さまの帽子について、また国民からの声についても調査しました。
皇室に入られ、ミッチーブームを巻き起こした美しきプリンセス・美智子さま。
民間出身でありながら、まるで皇室に入ることが約束されていたかのように高貴な雰囲気を持った人物でしたね。
この記事では、美しき美智子さまのファッションの中から「帽子」に焦点を当ててご紹介しました。
心ない非難の声が上がっているのは事実ですが、美智子さまにとって帽子は特別なもの。
皇族としての名刺がわりでもあったであろう帽子には、美智子さまから国民に対するあたたかい思いが込められていました。
これを機に、皇族女性たちの帽子デザインやコーディネートにも注目してみてはいかがでしょうか。
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