皇后雅子さまは、外務省勤務のキャリアウーマンから皇族に入るという異例の経歴を持った人物です。
品格漂う高貴なプリンセスとして、これまで世界各国から高く評価されてきました。
凛としたたたずまいで、まさに完璧を具現化したような女性である雅子さま。
今日は、そんな雅子さまと仲が良い世界の王妃を3名ご紹介します。
雅子さまと仲が良い王妃たち
雅子さまと仲が良いとされる王妃は、以下の3名です。
- デンマーク・メアリー王妃
- オランダ・マキシマ王妃
- スペイン・レティシア王妃
お三方とも雅子さまより年下ですが、公務のたびに顔を合わせると熱い抱擁を交わすほどの親密ぶり。
実は、お三方とも元キャリアウーマンという経歴を持っており、
元外交官である雅子さまと共通点が多いのだそうです。
それぞれ特別な感情を抱き、これまで支え合ってきたとされる雅子さまと王妃たち。
美しき女性の友情が垣間見られる、雅子さまと王妃たちのエピソードを見てみましょう。
デンマーク・メアリー王妃
雅子さまと仲が良い王妃1人目は、デンマークのメアリー王妃です。
メアリー王妃のプロフィール
- 名前:メアリー・エリザベス
- 生年月日:1972年2月5日
- 年齢:52歳
- 出身:オーストラリア
デンマーク王室は、欧州の中でもっとも古い歴史を誇ります。
2024年1月に即位したデンマークの新国王・フレデリック10世の妻であるメアリー王妃。
なんと、フレデリック10世が雅子さまの大学時代の後輩なのだそう。
メアリー王妃はスコットランド人の両親のもとで、オーストラリアで生を受けました。
タスマニア大学を卒業後、メルボルンの大手広告会社でマネージャーやディレクター、
エグゼクティブなどの役職を経験します。
順調にキャリアウーマンとしての経験値を積んでいる中、2000年にフレデリック国王と出会い、恋愛結婚しました。
キャリアウーマンだった頃のメアリー王妃は格段に美しいですが、
今も変わらない美貌を維持しているのがすごいですよね。
才色兼備を具現化したようなメアリー王妃。
フレデリック国王と交際を始めて、わずか1年半でデンマーク語をマスターしたそう!
雅子さまとメアリー王妃の友情が始まったのは、
2004年にフレデリック皇太子(当時)とメアリー妃(当時)の結婚式に参列したことではないかといわれています。
日本の皇室とデンマーク王室は1867年に修好通商条約を結んで以来、良好な関係を続けてきました。
2011年に東日本大震災が起こった際には、フレデリック皇太子(当時)が被災地を訪問し人々を激励。
デンマーク企業の支援で、保育所や小学校が改修されたこともありました。
こうした交流を経て、雅子さまとメアリー王妃は少しずつ国を超えた絆を築いてきたのでしょう。
2017年にフレデリック国王とメアリー王妃が来日した際には、
雅子さまは気さくにメアリー王妃に話しかけられていたそう。
2019年に日本の天皇陛下即位の礼に出席したフレデリック国王とメアリー王妃夫妻。
メアリー王妃が、雅子さまに対し膝を曲げて「カーテシー」と呼ばれる挨拶をしています。
カーテシーは、ヨーロッパで目上の人に対して行う挨拶のこと。
実はカーテシーを行う前、メアリー王妃は雅子さまに対しこれまでの関係性同様、
頬にキスをする挨拶をしました。
雅子さまももちろん受け入れられましたが、雅子さまが皇后になられたことに気付き、
急いでカーテシーをしたそうですよ。
雅子さまは笑いながらメアリー王妃の肩を抱き、立ち上がるよう促していました。
2人がいかに親密かが伝わってくる光景ですね。
オランダ・マキシマ王妃
雅子さまと仲が良い王妃2人目は、オランダのマキシマ王妃です。
マキシマ王妃のプロフィール
- 名前:マキシマ・ソレギエタ
- 生年月日:1971年5月17日
- 年齢:53歳
- 出身:アルゼンチン
オランダ王室は、かつて適応障害でご静養されていた雅子さまが“復活”する後押しをした存在でした。
2006年、療養中だった雅子さまにオランダ王室のベアトリクス女王から
静養のためにオランダにいらしてみてはどう?
と直々のご招待があったそう。
もともと、天皇陛下と故・クラウス王配が親しかったこともあり、
天皇陛下と雅子さまはオランダへ行くことになります。
オランダでは、ベアトリクス女王にマキシマ王妃を含むアレクサンダーご一家の
あたたかいおもてなしで、雅子さまは笑顔を取り戻していったそうです。
2013年にオランダ新国王の即位式に招かれた雅子さまですが、そのときもマキシマ王妃直々に電話で
ぜひ即位式においでいただきたいわ
とご招待があったそうですよ。
通常、書面で交わされる即位式の招待ですが、雅子さまに直接言葉で伝えたマキシマ王妃の、
あたたかな人柄が感じられますね。
結果、このときオランダ新国王の即位式に出向いたことが、雅子さまにとって11年ぶりの海外公務となりました。
天皇陛下も、
今回オランダを訪問し、即位式に出席できたことは、雅子にとっても一つの自信になったように思います。
と、喜びのコメントを残していました。
まさに、雅子さまの復活をあたたかく後押しした人物といえるでしょう。
2014年にマキシマ王妃が夫婦で来日した際、雅子さまはオランダのシンボルカラーであるオレンジ色のスーツを着用。
お互いに心からの気遣いを感じる、素敵な友情ですね。
そして2019年、日本の天皇陛下即位の礼にもマキシマ王妃はご夫婦そろって出席されました。
マキシマ王妃は、王室に入る前ニューヨークの銀行で働いていたキャリアウーマン。
雅子さまも外務省で働いていたので、境遇が似ていることで特別な絆が生まれたのでしょう。
銀行員時代のマキシマ王妃も、圧巻の美貌を放っていたようです。
マキシマ王妃も、雅子さまやほかの王妃たち同様に才色兼備。
アレクサンダー国王と交際してからわずか2年でオランダ語をマスターし、
婚約会見はオランダ語で応じたそうですよ。
スペイン・レティシア王妃
雅子さまと仲が良い王妃3人目は、スペインのレティシア王妃です。
レティシア王妃のプロフィール
- 名前:レティシア・オルティス・ロカソラーノ
- 生年月日:1972年9月15日
- 年齢:52歳
- 出身:スペイン
日本の皇室とスペインの王室の交流は、深いことで知られています。
実は雅子さまはスペイン語が堪能。
言葉の壁を超えて、レティシア王妃との絆を深めてきました。
レティシア王妃は来日すると雅子さまを抱きしめ
お美しいですね。お元気そうでよかったです。
と愛情深い言葉をかけられ、雅子さまを笑顔にされました。
スペインの女性は、頬にキスをする挨拶が通例です。
レティシア王妃はキスのあと、雅子さまに対し愛のこもった抱擁をされていることから、深い友情が伝わってきます。
情熱の国といわれるスペイン出身のレティシア王妃らしい、
人々への愛情や雅子さまへの特別な思いを感じる挨拶ですね。
レティシア王妃は、スペイン国営放送「TVE」の看板番組でニュースキャスターとして活躍していました。
アメリカ同時多発テロやイラク戦争など、現場取材も多くこなしてきました。
実は、ガリシア湾での石油漏れの取材をした際に、現在の国王・フェリペ6世と出会ったそうです!
レティシア王妃は離婚歴があり、王室に入ってから国民による大バッシングを受けた経験があります。
雅子さまが誹謗中傷などを受け、適応障害を患った経験と共通する過去を持っていたんですね。
そのため、日本の皇族の中でも特に雅子さまに対しては、特別な感情を抱いているのでしょう。
雅子さまが愛される理由
雅子さまは、世界の王妃たちからも慈しみの感情を抱かれる人物であることが分かります。
外務省出身のキャリアウーマンからプリンセスになった経歴を持つ雅子さまは、
世界中のメディアから注目されてきました。
品格漂うオーラに穏やかなたたずまい、相手への敬意を感じる話し方や上品な笑顔。
雅子さまの魅力を挙げたらきりがないでしょう。
高貴なオーラをまといながらも、実は気さくな性格で知られている雅子さま。
特に昔から子どもが好きでチャーミングな人柄であるといわれてきました。
オランダ王室からの招待で、ご静養のためオランダを訪れた際にも、
マキシマ王妃のお子さんたちとご自身の愛娘・愛子さまを交流させていました。
1人娘の愛子さまを大切に育てられながら、皇族という公務を果たす真っすぐで誠実な性格が、
海外から高く評価されてきました。
日本国内からも、雅子さまのお人柄を称える声が多く寄せられています。
雅子さまが愛される理由が、国民からの声でよく分かりますね。
さらには、愛子さまの誠実なお人柄も「天皇陛下と雅子さまのお嬢様だからだろう」という評判まで。
大切な娘さんが国民から愛されることは、ご自身が褒められるよりも嬉しいのではないでしょうか。
そんな思慮深い雅子さまのお人柄こそ、世界中の王妃たちから支えられる理由だったのでしょう。
公務の中でも、さまざまな施設を訪れ子どもたちと触れ合ってきた雅子さまのお姿からも、
あたたかく愛情深いお人柄が伝わってきます。
また、雅子さまがこれほどまでに世界の王妃たちと親密な関係を築いてこられたのは、
雅子さまの言語力も理由の1つでしょう。
雅子さまは英語だけでなくスペイン語、フランス語、ドイツ語、ロシア語が堪能。
大学時代には韓国語も学習していたそうで、たいへん語学力に長けた人物だということが分かります。
さまざまな言語を学び習得され、また外交官時代には世界を飛び回っていた雅子さま。
まさに世界を知る皇后として、高い評価と評判を得てきたことにも納得ですね。
まとめ
雅子さまと仲が良い3人の王妃についてご紹介しました。
実は、ご紹介した3人の王妃は全員民間出身。
王室に入る前は、第一線で活躍するキャリアウーマンだった女性ばかりなんです。
王族に見初められ恋に落ち、王妃となった女性たちだからこそ、
雅子さまと共通点も多く、気の合う親友のようになれたのかもしれません。
雅子さまは皇族に入ってから、適応障害や国民からのバッシングなどおつらい経験をされてきました。
そのような苦悩も、3人の王妃たちと分かち合ってきたのかもしれませんね。
昨今、再び輝きを取り戻していると囁かれている雅子さま。
今後も凛とした美しさと知性溢れる存在感で、公務を果たされていくことでしょう。
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