上皇后美智子さまが、隣を歩く人物の肘をつかむ行動が注目されています。
隣の人の肘を軽く持ち、腕を組んでいるような格好で歩かれることがよくあるのです。
美智子さまがこの「肘つかみ」をする理由は何なのでしょうか?
美智子さまの肘つかみ
美智子さまの「肘つかみ」をご存知でしょうか?
美智子さまは、各国の要人や王室の方々と歩かれる際、隣にいる人物の肘をつかむ行為がみられます。
写真で確認してみましょう。
このように、隣にいるのがどなたであっても、美智子さまは必ずといっていいほど肘をつかまれるのです。
肘つかみをされている方々の表情がどことなく困惑しているように感じてしまうのは気のせいでしょうか・・・
この「肘つかみ」にはどのような意味があるのか、美智子さまが他人の肘をつかむのはなぜなのか、調査してみましょう。
美智子さまが肘つかみをする理由は?
美智子さまが肘つかみをする理由は、以下の理由が考えられます。
- どこかへ案内したい
- 親しみを込めている
- 仲の良さをアピールしている
共通しているのは、おそらくですが美智子さまにとって肘を掴むことに深い意味はないということ。
そして、相手に好意を抱いていることを表しているのではないかということです。
スキンシップの一環だったり、友情の証としてぬくもりを感じたりするための、コミュニケーションである可能性が高いようです。
それぞれどのような意味が込められているのか、掘り下げてみましょう。
どこかへ案内したい
美智子さまが肘つかみをされるのは、どこかへ案内したい可能性があります。
特に美智子さま主導で歩かれたり、お車や会場の入り口まで一緒に行かれたりする場合には、肘つかみをするのも納得ですよね。
つまり、大切な相手をどこかへエスコートして差し上げているというイメージです。
案内したい場合には通常、肩を抱いたり、身体に触れない場合は片手で進行方向を示したりします。
手を引っ張るのは危険ですし、特に女性はハイヒールを履いている場合もあります。
歩くスピードを速めずに案内できる方法の1つが、美智子さまにとっては肘つかみなのかもしれません。
美智子さまは愛情に満ちた性格で、どの国の王族や王妃に対しても朗らかで柔らかな笑顔を見せていますよね。
肘をつかんでエスコートしたいという思いが、各国の要人に対するリスペクトを感じます。
親しみを込めている
美智子さまは、親しみを込めて肘つかみをされている可能性があります。
まず美智子さまは、夫である上皇陛下に対しても肘つかみをされます。
ご夫婦でこのようにスキンシップをとられるのは、仲睦まじく大変結構なことです。
美智子さまにとって肘つかみは、腕を組んだり手をつないだりという、親しみを込めたスキンシップである可能性がありますね。
その肘つかみを、各国の王妃や要人などに対しても好意で行っているのかもしれません。
私たちの交友関係の中にも、スキンシップがやや激しい人がいませんか?
会うと必ずハグしてくる人や、同性でも腕を組みたがる人、写真を撮るとき頬をくっつけてくる人…
スキンシップに慣れていない人からすると驚いてしまいますが、あくまでその人にとっては愛情表現であることもありますよね。
美智子さまは、スキンシップや愛情を込めて肘つかみをするのかもしれません。
仲の良さをアピールしている
美智子さまは肘つかみをすることで、相手との仲の良さや距離の近さをアピールしている可能性があります。
とはいえ手をつないだり、腕を組んだりすることはあからさまですし、マナー違反にあたるとされています。
その結果、美智子さまは肘つかみをされているのではないか、と考えられます。
肘をつかんで歩かれること、そして相手の方がそれを快く許していることで、仲の良さをアピールしているのかもしれませんね。
美智子さまが肘つかみする姿は見苦しい⁉︎
美智子さまの肘つかみに関しては、さまざまな意見が寄せられています。
まず、他人のひじを掴んで歩くことが国際マナーとして褒められたものではないということです。
海外諸国には、挨拶の際にハグをしたり握手をしたりする国があります。
そういう文化が存在しているにもかかわらず、肘つかみは「単なるスキンシップ」というわけにはいかないようです。
日本はどちらかというと、お辞儀や会釈がマナーとされているため、スキンシップは少ない方ですよね。
その中でも美智子さまは、相手の肘をつかんで歩かれるという密なスキンシップを試みています。
そんな美智子さまの肘つかみが「見苦しい」といわれる理由を見てみましょう。
関係性によっては失礼に当たる
美智子さまのされている肘つかみは、スキンシップの1つだと考えられることがあります。
しかし実際にヨーロッパやアジアで考えられている一般論として、ハグやチークキスなどのスキンシップは
という行為なのだそうです。
美智子さまの肘つかみも同じような行為とされ、誰でも彼でも肘つかみを快く思うわけではないのですね。
アメリカなど欧米諸国では、比較的ハグをしたり肩を組んだりするボディタッチが多いイメージがありますね。
しかし、イギリスではより相手との距離感を尊重することが大切とされています。
つまり、家族や親しい友人などでない限り、行き過ぎたスキンシップは行わないのが常識なのです。
あからさまに肘つかみを拒否した王妃も
美智子さまの肘つかみは、世界各国の要人、特に王妃に対して行われてきました。
しかし、その中で特に美智子さまの肘つかみに不快感を示し、毎回のように回避してきた王妃がいらっしゃいました。
それが、スペインのレティシア王妃です。
レティシア王妃といえば、皇后雅子さまと仲の良い王妃としても知られています。
民間出身の王妃で、キャスターとして活躍されていた過去を持つ聡明な女性です。
レティシア王妃は、美智子さまの肘つかみを何度もかわされ、自然な形で回避してきました。
画像で確認してみましょう。
まずは、こちらがレティシア王妃の肘に自らの手を伸ばされる美智子さまのご様子です。
肘をつかもうとされているのが分かりますね。
そして次の瞬間、レティシア王妃はクラッチバッグを反対の手に持ち変えるようなそぶりを見せ、肘をつかませないようにしています。
そして、肘をつかまれそうになった方の腕を、すかさず美智子さまのお背中に回し、エスコートされていました。
もちろん、本当に美智子さまを気遣ってこのような動きをされた可能性もあります。
しかし、このときレティシア王妃は袖のないイブニングドレスを着用されていたため、
なおさら素肌で肘をつかまれたくなかったのでは…
ともいわれていますよ。
美智子さまの肘つかみを華麗にかわされたレティシア王妃ですが、最終的に回避できない場面もあったようです。
このときの表情は、なんだか曇り気味ですね。
肘をつかまれているので、腕をどのような体勢にすればよいか分からず、投げ出すような形をとっています。
確かに、誰かに肘をつかまれている最中、その腕をどのように維持すればよいか困ってしまうかもしれませんね。
安全面を考え周囲が配慮も
美智子さまの肘つかみに関しては、否定的な意見や困惑する相手の表情が注目されがちです。
しかし美智子さまのご年齢を考えると「肘をつかんで歩かれることも致し方ないのではないか」という声もあります。
実際、美智子さまは2024年10月に、お住まいである元赤坂の仙洞御所で転倒されています。
右大腿骨上部を骨折され、入院されていました。
美智子さまは現在90歳。
杖をついたり、車いすに乗ってご移動されたりしてもおかしくはないご年齢なのです。
そのため、ご高齢の美智子さまが隣を歩く人の肘をつかむという行為に、否定的な感情を抱かない人も一定数いるようですよ。
私たちが考えるべきなのは、美智子さまが肘つかみをされることに対し
マナー違反だ!
恥ずかしいからやめてほしい
と一方的に批判することではなく、美智子さまが再び転倒されないよう見守ったり、懸念を示したりすることなのではないでしょうか。
美智子さまが肘つかみをされることに関しては、実際のご事情や理由が明かされていません。
つまり、国民の私たちには分からない部分もあるのです。
美智子さま、そして上皇陛下の安全面に最大限の配慮をしたご公務環境であってほしいですね。
まとめ
美智子さまが肘つかみをする理由についてまとめました。
美智子さまが肘つかみをされる理由については、明かされていませんでした。
しかし、そこには美智子さまがお相手を想う気持ちや、仲睦まじさのアピールなど、外交的な事情がおありかもしれません。
または、お1人で歩きづらくなっている美智子さまのご年齢や体幹の変化によるものかもしれませんね。
肘をつかまれることに関しては、賛否両論あります。
しかし、転倒し手術・入院のご経験がある美智子さまには、安全第一でご公務に励んでいただきたいものですね。
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