日頃からご公務に励まれる天皇陛下と雅子さまは、ご夫婦の仲が良いことでも知られていますね。
一人娘の愛子さまと3人で過ごされているお姿はとても穏やかで、こちらまで幸せな気持ちになります。
今日は、そんな天皇陛下と雅子さまの仲良しエピソードをご紹介しましょう。
天皇陛下と雅子さまの夫婦仲は
天皇陛下と雅子さまの夫婦仲はたいへん良好で、結婚当初から今も変わらず仲睦まじいご様子を見せています。
振り返れば天皇陛下と雅子さまのご成婚は、天皇陛下(当時は皇太子)の片思いから始まりました。
7年の月日を経て、ようやく雅子さまが結婚を承諾し、お2人は結ばれることに。
キャリアよりも結婚を選ばれる選択を迫られ、長らく迷っていた雅子さま。
そんな雅子さまに、天皇陛下は
僕が一生お守りします
というお言葉をかけられ、雅子さまの気持ちは固まったといいます。
そして、天皇陛下はそのお言葉通りに雅子さまを守り抜き、現在も仲睦まじいお姿を見せています。
月日を重ねても変わらない朗らかで温和な夫婦関係が窺えるだけでなく、日に日に絆が深まっているのが分かりますね。
天皇陛下と雅子さまの夫婦仲の良さは、皇女である愛子さまを見ていても伝わってきます。
愛子さまは、ご自身の結婚観について
両親のように、お互いを思い合う夫婦になりたいです
と語られていました。
ご両親がお互いを思い合い、尊重し合うお姿を間近で見られてきたからこそ、このような価値観をお持ちになったのでしょう。
愛子さまの柔和な笑顔や温厚な性格を拝見しても、ご両親の育児や教育はもちろん、夫婦仲が良いことが影響しているのだろうと分かりますね。
SNSでも、天皇陛下と雅子さまの夫婦仲や愛子さまの多幸感について、好意的な意見が寄せられています。
皇族というお立場であるにもかかわらず、厳格なイメージがなく柔和で優しく、それが家族全員から伝わってきますよね。
天皇陛下と雅子さまの仲良しエピソード
それでは、天皇陛下と雅子さまの仲良しエピソードを見てみましょう。
天皇陛下と雅子さまは結婚前からドラマチックな大恋愛が話題になり、皇室からの猛烈ラブコールにより雅子さまは皇族となりました。
結婚されてからは、妊娠や出産に関する国民からの声に雅子さまが体調を崩されてしまったり、療養を余儀なくされたりすることもありましたね。
それでも変わらず雅子さまの味方をされ、体を張って守り続けてきた天皇陛下。
天皇陛下はユーモアたっぷりな性格でも知られ、ジョークがお好きであることは有名ですよね。
そんな天皇一家では、いつも朗らかで明るい会話が絶えないようです。
天皇陛下と雅子さまのお2人が苦楽を共にしてきた仲良しエピソードや、ほっこりエピソードを見てみましょう。
お2人で頭が「ごっつんこ」
2023年、天皇一家が御料牧場で静養された際のできごと。
ご散策中、天皇陛下が「あそこにちょっと桜が」と、見つけられた桜の花を雅子さまと愛子さまにお見せしようとしたときのことでした。
桜を見ようと頭を動かした雅子さまが、天皇陛下の頭と軽くぶつかってしまいます。
すると、即座に天皇陛下は
ごめんなさい、ごめんなさい
と、雅子さまの背中に手をまわしながら気遣います。
そんな天皇陛下を見て、雅子さまも笑いながら
うふふ、ごっつんこ。
と、ユーモアたっぷりに返されました。
そんなお2人を見た愛子さまも幸せそうに微笑んでおり、そこには桜の花にふさわしく、華麗で美しい家族の愛がありいました。
このお姿を見た国民からは、
「あ、ごめん」とかじゃなく「ごめんなさい」と2回言う陛下は、普段から雅子さまのことをどれだけ大切にされているのだろう…
と、可愛らしい夫婦のやり取りに癒される人が続出。
しかしこのシーン実は、雅子さまが天皇陛下に対し「ごっつんこ」と言ったのではないそうです。
天皇陛下の向こう側にいらした愛子さまが、何が起こったか分からないと思い「今ごっつんこしたのよ」と説明されているようです。
ご家族3人が常にご一緒におられ、同じ時間を共有しているのだということが伝わってきますね。
ご夫婦でリンクコーデも
天皇陛下と雅子さまは、ご夫婦で仲睦まじいリンクコーデを見せられることがあります。
たとえば、直近だと2024年9月に栃木県那須の御用邸でご静養される際、リンクコーデをされていました。
天皇陛下は爽やかなブルーのストライプシャツ、そして色味を合わせたネイビーのパンツをお召しになっています。
雅子さまも白地にストライプ模様が入ったジャケットに、ネイビーのトップスとパンツ。
そして、愛子さまもストライプのワンピースを着用されていますね。
9月ということで、まだ日本では残暑も厳しい時期でした。
そのためか、爽やかな夏の終わりを惜しむかのように、ブルー系のリンクコーデをされていましたね。
ブルー系といっても、お三方ともパステルカラーを選ばれているので、上品にまとまっています!
雅子さま療養中もご家族の時間を大切に
2003年、雅子さまが適応障害を患いご公務を休まれていたことがあります。
この期間中、雅子さまは表に出ることなく、ご家族での時間を過ごされていました。
当時は皇太子だった天皇陛下は、お1人でご公務に臨むだけでなく、体を張って雅子さまをお守りしてきました。
会見で「雅子の人格を否定する動きがあった」とご発言されたことは、私たち国民の印象にも残っていますね。
天皇一家は、雅子さまの療養中にオランダを訪れご家族で静養されたり、カウンセリングや行動療法を受けたりしながら歩まれてきました。
国民をはじめ、宮内庁からのプレッシャーに悩んでいたという雅子さま。
そんなときも、一番の味方でいらっしゃったのは天皇陛下であり、お2人が共通して「守りたい」と思っていたのは愛子さまだったことでしょう。
「リーダーのいない」ご家庭像
天皇陛下と雅子さまの夫婦仲の良さがご結婚当初から変わらないのは、ご家族3人がそれぞれを尊重されているからではないでしょうか。
天皇陛下と雅子さまご夫妻は「亭主関白」でもなければ「かかあ天下」でもありません。
どちらかが主導権を握り、どちらかがついていく…というスタイルではなく、良い意味でリーダーのいないご夫婦なのです。
ご結婚当初から天皇陛下と雅子さまのお言葉を振り返ると、お互いがお互いを敬われているのが分かります。
天皇陛下は雅子さまのことを
- 雅子をしっかりと支えていきたい
- 雅子の力になりたい
- 私の日々の活動を支えてくれる大切な存在である
- 公私にわたり良き相談相手である
- これまでの感謝の気持ちを伝えたいと思うとともに、この先の人生も引き続きよろしくと伝えたい
と語られており、また雅子さまは天皇陛下のことを
- 陛下に優しくお支えいただいた
- 私に対して常に深い思いやりを持ってくださる
- 何事でも相談相手となってくださる
- ご人格から見習うべきところが大変たくさんある
- 色々なことをご存じで、お話をしていて学ぶところが多い
と話されています。
お互いがお互いを敬い合い、感謝し合い、信頼しているのが伝わってくるお言葉ですよね。
「よき妻として、よきパートナーとして」陛下のお言葉
天皇陛下は、雅子さまがどのような存在か語られる際に
よき妻として、そしてよきパートナーとして、私を支えてくれていることを大変うれしく思っています
とお話されていました。
雅子さまは天皇陛下にとって奥様でいらっしゃいますが、妻であることに加え「よきパートナー」というもう1つの存在意義を強調していますね。
雅子さまが、天皇陛下にとって単なる妻や結婚相手ではなく、心を通わせ信頼し合う「パートナー」でもあるのだということが窺えます。
「殿下のことを幸せにして差し上げたい」雅子さまのお言葉
一方の雅子さまも、天皇陛下に対し
私にできることでしたら、殿下のことを幸せにして差し上げたい
と思いを語られています。
雅子さまの年代だと、まだまだ「男性が女性を幸せにする」「女性が男性について行く」という価値観が主流だったと思います。
しかし、結婚前からバリキャリ外交官として自立心の高かった雅子さまは、天皇陛下を幸せにする思いを抱いていました。
一般家庭から皇族に入られるのは並大抵のことではありませんし、実際に雅子さまは7年も保留されてきました。
しかし、最終的にご結婚を決められ、将来天皇陛下となるお相手を守られるおつもりだったといいます。
ご結婚当初から、お2人はお互いを信頼し合っていたのですね。
夫婦喧嘩の種は犬が食べてくれる?
天皇陛下と雅子さまは、ほとんど夫婦喧嘩をしないのではないかといわれています。
その理由は、以前に雅子さまが
よく『夫婦喧嘩は犬も食わぬ』と申しますけれども、喧嘩の種は割とよく拾って食べてくれるような気がいたします
とおっしゃっていたことです。
雅子さまの意図としては、当時飼っていらっしゃった愛犬のピッピとマリになぞらえたご回答だったそう。
喧嘩の種になりそうなきっかけはあっても、愛犬を可愛がっていると忘れてしまい、いつのまにか仲直りしてしまう。
そんな平穏な日々を過ごしてこられたのではないでしょうか。
まとめ
天皇陛下と雅子さまの仲良しエピソードについてご紹介しました。
天皇陛下からの猛烈アプローチにより結婚へと至った、両陛下。
愛娘・愛子さまに恵まれ、お三方で幸せなご家庭を築き上げています。
愛子さまがのびのびと美しく、柔和な性格に育たれたのも、天皇陛下と雅子さまの夫婦仲の良さが影響しているのでしょう。
将来は天皇陛下と雅子さまのようなご夫婦になるのが夢だ、と語る愛子さま。
いつか愛子さまがご結婚なさったときには、天皇陛下のように大らかで、そして雅子さまのように高貴な奥様になるのでしょう。
今後も、天皇陛下と雅子さまが変わらず仲睦まじく、幸せなお姿を見せてくださいますことを祈ります。
コメント